杉崎 千洋 Chihiro Sugisaki


一言メッセージ

社会福祉や社会保障は、生活保護を典型例として、強い人が弱い人を助けるための制度・サービスと考える方も多いと思います。多くの人は、子育て、病気や要介護、貧困・低所得などにより、何らかの手助けを必要とする状態に一時的、あるいは長期的になります。様々な人がお金や労力を出し合い、それらの状態にある人を相互に支える仕組みも、社会福祉や社会保障です。今後の日本にとって、どのような社会福祉、社会保障、さらには社会を構築していくのが妥当であるのかを考えましょうという意味から、福祉社会コースと言うコース名にしています。ぜひ、ご一緒に!!


研究分野

医療福祉論、高齢者福祉論


研究テーマ

見守りネットワークによる高齢者等への緊急時対応、医療における苦情解決制度


主要研究業績

杉崎千洋(2013)「がん対策推進計画策定・評価過程における患者参加測定の試み-島根県がん対策推進協議会議事録分析より-」、『医療社会福祉研究』21、85~101。

杉崎千洋(2011)「『地域包括ケア』における退院支援の課題-イギリスにおける高齢患者の社会的ネットワーク復帰研究から-」、太田貞司・森本佳樹編著『地域包括ケアシステム その考え方と課題 地域ケアシステム・シリーズ①』光生館、74~88。

杉崎千洋(2009)「医療ソーシャルワーカーの働きを検証する38-地域連携におけるMSW支援評価 MSW自己評価と患者・家族満足度調査から」、『病院』68(10)、854~858。


担当科目

社会福祉原論Ⅰ、高齢者福祉論、保健医療サービス論、地域連携論、社会福祉援助技術論Ⅰ、ソーシャルワーク論Ⅰなど