高橋 悟 Satoru Takahashi

一言メッセージ

人の心について知りたいと思ったとき,それは人が自分をどう捉えているかを知りたい,つまり自分について知りたいという場合であることが多いように思います。また逆に,自分について知ることで,自分は人をどのように捉える傾向があるのか,分かってきます。人を理解したい人にも,自分について知りたい人にも,臨床心理学をおすすめします。


研究分野

臨床心理学


研究テーマ

心理療法・遊戯療法における主体性


主要研究業績

高橋悟 (2013). 虐待を受けた子どもの心の世界 埼玉工業大学人間社会学部心理学科(編)『心のテクノロジーを学ぶ ~心理学に関心のあるあなたへ』 埼玉工業大学出版会,pp. 53-66.
高橋悟 (2009). 自閉症と診断された三歳男児とのプレイセラピー 伊藤良子(編)『「発達障害」と心理臨床』 創元社,pp. 70-79.
高橋悟 (2008). 自己理解の心理 小山望(編)『人間関係がよくわかる心理学』 福村出版,pp. 9-24.
高橋悟 (2011). 心理療法において自覚される「自分のなさ」について ―広汎性発達障害の疑いがある青年の事例から― 心理臨床学研究,29(5),551-562.
高橋悟 (2014). こころの現実と言葉の乖離がもたらすもの こころの科学 177,97-101.
高橋悟 (印刷中). プレイセラピーにおける分離と対峙 ―ボールの蹴り合いと主体の確立― 箱庭療法学研究,29(3),xx-xx.


担当科目

心理検査実習,生涯発達心理学概論,心理臨床・実践職能論,臨床心理事例研究,臨床心理文献講読など


リンク先

http://www.ipc.shimane-u.ac.jp/psych/takahashi.html