タンザニアの先生による模擬授業を体験しました

公開日 2020年02月19日

 1月28日(火)に、タンザニアの女子中学校教師のナウェシ・リジワさんとウィリアム・レムビレさんの模擬授業を福祉社会コースの2年生が体験しました。

 リジワ先生とレムビレ先生は松江に滞在中、アクティブラーニングの手法を学び、その実践のための模擬授業だったのですが、笑いと感動に溢れた授業となりました。

 まず、リジワ先生の理科の授業では、植物の光合成について学習し、次にレムビレ先生の英語の授業では、初対面の人に自己紹介で何を伝えるかについて学習しました。どちらもグループで話し合いをしながら先生からの問いに対して答えを発表する形式の授業でした。2年生たちは、ちょうど、社会福祉援助技術演習で様々な「コミュニケーションの実践」を学習したばかりだったので、日本語が通じない先生にどうやって自分たちの考えを伝えるかを考え、ジェスチャーで表現したり、絵や図で表現したりと試行錯誤していました。

 リジワ先生とレムビレ先生は、アクティブラーニングの授業を実践したのは初めてでしたが、この模擬授業ですっかり自信を持ったようです。生徒たちを叱らずにすみ、楽しく学べるこのアクティブラーニングのやり方を、国に帰ってから実践したいと話していました。

 授業の後、学生たちに書いてもらった感想には、「英語での授業だったけど、案外分かって嬉しかった」とか「先生がやさしかった」といった感想が挙がっていました。学生たちにとっても、この経験が、遠いアフリカの生徒たちを想うことにつながってほしいと願っています。

 


リジワ先生の授業


リジワ先生の授業


レムビレ先生の授業

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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