岩宮恵子 Keiko Iwamiya

一言メッセージ

現代の人たちが抱えるさまざまな問題を、この世とは異なった世界(異界)という視点と日常との関係から考えています。そして特に思春期の心の特性と「異界」との関係について、イメージ表現や、ネットの問題などを通じて研究しています。また人の心を深い部分で支えていく「物語」の力について、心理療法との関係のなかで考えています。


 

研究分野

臨床心理学、スクールカウンセリング


研究テーマ

心理療法 思春期臨床 異界 イメージ表現 夢分析 物語論


主要研究業績

 単著
 生きにくい子どもたち−カウンセリング日誌から− 2009年 岩波現代文庫
 フツーの子の思春期−心理療法の現場から− 2009年 岩波書店
 好きなのにはワケがある−宮﨑アニメと思春期のこころ− 2013年 ちくまプリマ−新書
 思春期をめぐる冒険−心理療法と村上春樹の世界−増補版 2016年 創元こころ文庫


担当科目

 臨床心理学概論、思春期・青年期心理学概論、臨床心理事例研究、臨床心理文献講読、心理臨床・実践職能論など